明治大学 [日本]
東京理科大学 [日本]
2025 年 2025 巻 4 号 p. 294-301
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本研究は,和算書を題材とした文理融合型探究における指導上の課題を,生成AIの導入によって改善する可能性を検討したものである.大学理系学生を対象とした予備的実践では,探究・和算・課題など必須語を含むプロンプトが効果的であり,生成AIは数学・歴史を中心とする4〜6個の文理融合的課題を提示した.学生は課題提案の豊かさを長所とする一方,自分で考える機会の減少を短所と感じていたため,提示された課題を主体的に探究する指導が有効と考えられる.
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