2026 年 2026 巻 2 号 p. 221-225
多肢選択式問題(MCQ)の品質評価において,HALADYNA and DOWNING(1989)は43の作問基準を整理した.これらの基準に対する違反はItem-Writing Flaw(IWF)と呼ばれる.本研究では,MCQに含まれる不備のLLMによる検出能力を評価・分析する.具体的には,先行実験の専門家評価に基づき対象基準を選定し,IWFを意図的に注入したMCQデータセットを作成する.このデータセットを用いて,複数のLLMによる検出能力を分析し,モデルやIWFの性質による傾向の違いについて報告する.