2026 年 2026 巻 3 号 p. 33-40
本研究では,校内研究に伴走する研究者が同一授業を観察した際の写真記録の特徴を把握するため,8名が撮影した写真記録432件を対象に,研究者別の撮影件数と記録対象,5分間隔の撮影件数の推移を分析した.その結果,8名中7名は記録対象として「子供」が最も多く,撮影件数の傾向は研究者によって異なった.また,研究者は観察中,同じ時間帯でも記録対象が複数に分かれていた.これらのことから,写真記録には,研究者ごとの観察時の視点や収集している情報等の見取り方の違いが表れる可能性が示唆された.