2026 年 2026 巻 3 号 p. 186-192
第6学年児童を対象に,大規模言語モデル(LLM)の仕組みに関する授業を実践し,仕組みの理解,意見文の構成チェックを依頼するプロンプト,生成AI出力への判断,生成AI一般への認識を検討した.結果,仕組みの理解得点は事後に高く,プロンプトの記述は事前・事後で差がなかった.誤りを含む生成AIの出力では,誤りがあるとする判断が高まり,内容を正しいとする判断が低下した.生成AI一般への認識では,誤りの可能性の認識が高まり,仕組みが分からなくても回答を信頼できると考える程度が低下した.