日本食品工学会誌
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解説
多相系における速度過程に関する食品工学的研究
安達 修二
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2012 年 13 巻 4 号 p. 59-71

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抄録
バルク系,ミセル系,O/Wエマルション系および粉末化系における脂質の酸化過程を測定した.O/Wエマルション系および粉末化系における脂質の酸化過程は,油滴径が小さいほど遅延された.自触媒型反応速度式を基礎として,これらの酸化過程の特徴を記述するモデルを提出した.水-有機溶媒二相系でβ-グルコシダーゼを用いた縮合反応によりアルキルグリコシドを合成した.また,微水有機溶媒系でのリパーゼによる縮合反応により親水基と疎水基からなるエステルを合成した.これらの系で生起する物理化学的な現象を説明するモデルを提出し,生成物の収率に影響を及ぼす因子を定量的に解析した.
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© 2012 一般社団法人 日本食品工学会
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