新潟大学理学部
日本歯科大学新潟歯学部
1982 年 17 巻 3 号 p. 213-217
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カワヤツメ幼生の口腔粘膜上皮と,この上皮が角質歯に変化する過程を走査電子顕微鏡によって検索していたところ,大眼期の一標本に繊毛虫縁毛類に属す一原虫が付着しているのを発見した。種々の特徴より,本種はUrceolaria sp.であることが分った。この仲間の走査電顕像は発表されていない模様なので,写真を添えて記載した。これにより,Urceolariaの宿主として新たに本邦産カワヤツメが加えられたことになる。
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