Laboratory of Microbiology, Faculty of Fisheries, Hokkaido University
1985 年 20 巻 2-3 号 p. 131-142
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我が国における魚類ビブリオ病原因菌の分類学的位置を明らかにする目的で, 国内各地より収集した同病原因菌219株について検討した結果, 数値分類においては別種と考えられた phenon I. V. anguillarum と phenonII Vibrio sp. はDNAの相同性の結果からはむしろ同一種に属する菌群と考えられた。さらに両者は血清学的には同一の耐熱性抗原(J-0-1)を保有していたが, 易熱性抗原(K-2)により明らかに分別し得た。
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