魚病研究
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中国の草魚の疾病―1953年から1983年までの総述
Da-Shu NIEJin-Pei PAN
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1985 年 20 巻 2-3 号 p. 323-330

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抄録

 草魚は四大養殖魚の一つに数えられているが, 病気に対して最も弱いとされており, ウイルス, 細菌, 真菌, 原虫, 蠕虫, 甲殻類, 藻類, 軟体類の幼生などが病原体として知られている。その他, 非生物因子による疾病もくいつかある。重要な流行病については病因, 疫学, 予防, 治療が究明されている。最近, 水田のような衛生的環境が草魚の病気を防ぐのに良い一方, 雑草を食べることで水田の生産性も上がることから, 相互利用の方法が確立された。また, これまでに草魚の寄生虫127種が報告され, 73種の新種と2つの新科が提案された。

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© 日本魚病学会
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