日本獣医畜産大学魚病学教室
日本獣医畜産大学生物学教室
宮城県内水面水産試験場
1989 年 24 巻 4 号 p. 203-210
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1987年2月から1989年5月にかけて宮城県の下のギンザケ養殖場に発生したウイルス感染が疑われる病魚について血液学的ならびに組織学的に検査した。赤血球数, Ht値, Hb値, MCHCの低下がみられた。赤血球のミトコンドリアに障害が観察され, 心筋線維の懐死, 脾, 腎, 肝のマクロファージ様細胞内にヘモジデリンおよびセロイド様物質が認められた。病魚は溶血に起因する低酸素と過酸化脂質の影響をうけているものと思われた
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