魚病研究
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24 巻 , 4 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
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  • S.-N. CHEN, P.-S. CHANG, G.-H. KOU
    24 巻 (1989) 4 号 p. 189-195
    公開日: 2010/02/10
    ジャーナル フリー
     台湾の養殖ウシエビ(P.monodon)の稚エビにおけるMBV保有率は1984~86年の15~17%から1988年には80~85%に増加したが, 親エビは約50%であった。一方, P.penicillatusでは20~25%であった。MBVの実験感染によってウシエビの稚エビに死亡がみられた。感染したウシエビとP.penicillatusは発育ステージにかかわらず, ストレス下では生存率が有意に低下した。MBVに感染したウシエビの親は細菌の二次的感染によって斃死するように思われた
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  • S. E. LAPATRA, J. S. ROHOVEC, J. L. FRYER
    24 巻 (1989) 4 号 p. 197-202
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     供試した自然感染サケ科魚幼魚ならびに親魚粘液から伝染性造血器懐死症ウイルス(IHNV)が検出された。ウイルス濃度は10 1.5~10 6.0 PFU/mιの範囲にあった。浸漬法でIHNVに人口感染せしめたニジマスOncorhynchus mykiss幼魚の, ウイルス接触24時間後の粘液中には100%, 鰓組織中では60%にウイルスが検出された。感染後24時間から84時間には個々のニジマスの粘液中のIHNV濃度は10 1.5から10 3.9PFU/mιに増加した。以上の結果は, 病状の進行によりIHNVが粘液から検出されるようになること, そして皮膚は多分ウイルス増殖の場であり, ウイルス侵入門戸でもあることを示唆している
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  • 早川 穣, 原田 隆彦, 山本 雅一, 畑井 喜司雄, 窪田 三朗, 文谷 俊雄, 星合 愿一
    24 巻 (1989) 4 号 p. 203-210
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     1987年2月から1989年5月にかけて宮城県の下のギンザケ養殖場に発生したウイルス感染が疑われる病魚について血液学的ならびに組織学的に検査した。赤血球数, Ht値, Hb値, MCHCの低下がみられた。赤血球のミトコンドリアに障害が観察され, 心筋線維の懐死, 脾, 腎, 肝のマクロファージ様細胞内にヘモジデリンおよびセロイド様物質が認められた。病魚は溶血に起因する低酸素と過酸化脂質の影響をうけているものと思われた
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  • 和田 新平, 畑井 喜司雄, 窪田 三郎
    24 巻 (1989) 4 号 p. 211-218
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     1.昭和 61年 9 月から10 月にかけて長崎県下の地域的に異なる 2 ヶ所の養魚場(Aおよび B 地区)から採取した,体色の黄化を特徴とするブリについて病理組織学的に検査した。2.両地区の病魚とも口唇,眼窩および腹部などの体表あるいは躯幹筋が黄色を呈しており,肝臓・脾臓の腫大・脆弱化,および鰓の槌色が認められた。3.組織学的に,A地区の病魚には肝臓の局所的な循環障害,肝細胞の変性,集族巣内の貪食細胞におけるセロイド様色素顆粒の沈着,牌臓内の血鉄索の増加,尿細管上皮内の硝子滴変性と尿円柱の存在,およびセロイド色素様の有機溶媒不溶性脂質の全身脂肪組織における沈着などが観察され,B地区の病魚ではこれらに加えて腹部皮下組織の褐色顆粒の沈着,肝実質内の巣状壊死とその部位における結晶様構造物の存在,および腎実質内動脈内膜の空胞化が認められた。4.得られた組織学的所見から供試魚体内に過酸化脂質が過剰に蓄積していることが推察され,病魚は健康魚よりも肝臓内のマクロファージセンターの出現頻度が低かったことから,病魚体内には多量の遊離過酸化脂質が存在する可能性が示唆された。5.今回の検査では病魚の体色黄化の成因を明らかにすることはできず,また胆汁色素の組織への沈着も証明しえなかった。このことから,本病が哺乳類における黄痘と類似の病態を有しているか否かについては不明であった。
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  • 河原 栄二郎, 佐古 浩, 野村 節三, 楠田 理一
    24 巻 (1989) 4 号 p. 219-223
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     ブリ由来のβ溶血性Streptococcus sp.をpH7.0と7.8のTODD-HEWITTブイヨン(THB)およびpH7.0と7.4のBHIブイヨン(BHIB)を用いて25℃で振とう培養した。培養後の上清のヒツジ赤血球に対する溶血活性はpH7.0のTHBで最も上昇し、15時間後の対数増殖期の終りに最高となった。また、pH7.0のTHBおよびBHIBにうしの胎児血清(FCS)あるいは血清アルブミン(BSA)を添加して同様に培養したところ、15時間後の菌の発育および溶血活性は10%のFCSの添加で顕著に、0.1%のBSAの添加でわずかに上昇した。
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  • 朴 性佑, 若林 久嗣
    24 巻 (1989) 4 号 p. 225-231
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     ニホンウナギ(Anguilla japonica)の頭腎中の白血球を類別した。その組織に含まれた白血球は形態, 細胞化学的性状, 貪食能に基づき好中球, マクロファージ, リンパ球, 栓球に分けることができた。各細胞の割合は好中球が57.3%, マクロファージとリンパ球はそれぞれ19.3%, 21.8%であり, 栓球は観察されない場合が多かった。頭腎が好中球の産生および貯蔵の場であると思われた
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  • 朴 性佑, 若林 久嗣
    24 巻 (1989) 4 号 p. 233-239
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     Escherchia coli死菌接種後の末梢血および腎臓中の好中球数, PAS反応の変化を調べた。菌接種後, 腎臓中の好中球数は減少し, 12時間後に最低値を示した。それに対して, 末梢血中の好中球数は菌接種後増加し, 12時間後に最大値を示した。PAS反応では, 菌接種後に陽性物質の顆粒化傾向が見られ, この陽性物質の形態的変化とその出現時期は末梢血と腎臓においてほぼ同調していた。好中球数の変化とPAS陽性物質の形態的変化から, E.coli接種によって末梢血中に増加した好中球は, 腎臓から動員されたものと思われた。
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