魚病研究
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温度ストレス下でのニジマス末梢血貪食細胞の生体防御活性とビブリオ病抗病性との不一致について
青島 秀治石高 康治岡本 信明
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2005 年 40 巻 2 号 p. 47-51

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抄録

 10℃から23℃に昇温した後, 23℃に7日間保持の温度ストレスを与えたニジマスの非特異的生体防御活性をin vitroで測定するとともに, Vibrio anguillarumによる人為感染試験を行った。その結果, 人為感染試験での生残率や生残魚の症状からは, V.anguillarumに対する抵抗性は低下していると判断され, 白血球貧食率およびポテンシャルリング活性は有意に増加していた。生体防御能のin vitro測定結果だけで魚の抗病性を評価することの難しさが示された。

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