家族性腫瘍
Online ISSN : 2189-6674
Print ISSN : 1346-1052
特集1:家族性腫瘍におけるチーム医療・サポート体制
四国がんセンターでの家族性乳癌に対する取り組み
大住 省三田所 かおり増田 春菜高市 瑞穂井上 実穂那須 淳一郎青儀 健二郎久保 義郎ウロブレスキー 順子谷水 正人
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2009 年 9 巻 2 号 p. 43-45

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抄録
四国がんセンター家族性腫瘍相談室は平成12 年の設立より,着実にその体制を整えてきた.当相談室では家族性大腸癌と家族性乳癌を主たる対象疾患として,カウンセリングや診療を行ってきたが,ここでは家族性乳癌についてその取り組みを述べる.相談室の構成員は平成21 年3 月現在,医師6 名,看護師1 名,臨床心理士1 名,事務職1 名であるが,専任のものはいないためマンパワー不足に悩まされていたが,今後専任の遺伝カウンセラーが着任することで,本格的活動ができるようになると期待している.当相談室の現状とその問題点,解決策などについて述べる.
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© 2009 The Japanese Society for Familial Tumors
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