抄録
水田転作として作付けされている加工用赤シソの収穫で問題となっている,収穫機刈刃を媒体とした青枯病の二次伝染を防止するには,刈刃を90℃以上に加熱すると有効であるとされている.そこで,電熱ヒータを用いた効率的な刈刃加熱手法を検討した.
ヒータを直接刈刃に装着する方式では,リード線が高速で揺動するため断線の危険性が高く,実用面で問題があることから,刈刃押さえ板にヒータを貼り付ける方式を考案し,最終的に熱容量の大きいマイクロシースヒータを利用することで加熱開始後の温度上昇が速やかであり,90℃以上を維持しやすいことを確認した.