農作業研究
Online ISSN : 1883-2261
Print ISSN : 0389-1763
ISSN-L : 0389-1763
解説
GNSS,ドライブレコーダを活用した農作業データの収集
鹿内 健志官 森林
著者情報
キーワード: GNSS, GPS, GIS, 作業能率
ジャーナル フリー

2020 年 55 巻 3 号 p. 163-167

詳細
抄録

農作業を記録する方式としてGNSS(Global Navigation Satellite System,全地球航法衛星システム)による位置情報を用いる方法があり,各圃場での作業時間を記録することは可能である.しかし,農作業の内容の詳細まで計測,データ化することは困難で,GNSSと車載情報システムやドライブレコーダなどを併用することで圃場毎の作業状況をより詳細にデータ化・分類し,分析することが可能となる.ここでは,著者らがサトウキビ収穫作業で,収穫機にGNSSやドライブレコーダを装着した事例を紹介しながら農作業データの収集について解説する.

著者関連情報
© 2020 日本農作業学会
前の記事 次の記事
feedback
Top