日本消化器がん検診学会雑誌
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会長講演
“九州における消化器がん検診のあゆみ”―福岡地区胃がんX線および内視鏡検診の現状と課題―
松浦 隆志
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2021 年 59 巻 3 号 p. 204-216

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抄録

九州における消化器がん検診のあゆみは,日本の消化器がん検診の始まりと密接に関係している。本稿では九州支部および福岡地区胃集検読影研究会のあゆみと検診実績について報告する。また,全国に先駆けて平成12年から北川晋二先生,故中村祐一先生が中心となって開始された福岡市内視鏡個別検診の歩みと成績を呈示する。福岡県でも,平成28年度から胃内視鏡検診が徐々に開始されており,現在,市町村数では60市町村中31市町村で実施している。市町村数では約半数だが,福岡県の胃がん検診受診対象人数1,299,077人に対し胃内視鏡検診実施自治体対象人数1,030,132人と内視鏡検診の実施可能人数を考慮しなければ,内視鏡検診実施可能市町村のがん検診対象者数は福岡県胃がん検診対象者数の80%を占める。福岡県の胃がん内視鏡検診の現状と課題についても報告する。

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© 2021 一般社団法人 日本消化器がん検診学会
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