2025 年 63 巻 5 号 p. 613-619
2016年より, 胃がん検診の検査項目に胃内視鏡検査が追加され, クラウド型検診システムの有用性が認識されつつある。当地域(香川県:三豊・観音寺市医師会)では, 2018年度よりクラウド型検診システムを導入し, 個人情報の安全管理だけでなく, 検査医と読影医の知識や技術の向上, さらには効率的な胃内視鏡検診の推進に貢献してきた。さらに, ITを活用した遠隔システムを併用し, 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)をはじめとする環境の変化に対応できる独自の二次読影システムを構築した。本稿では, 当地域における二次読影の変遷と工夫について紹介するとともに, 今後さらなる負担軽減を目指したツールについても提案する。