消化器集団検診
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胃癌検診における施設検診導入の実態と問題点
堀北 実藤本 小百合中本 次郎松岡 雅子手束 一博大黒 隆司鹿児島 彰井上 博之坂下 修竹内 義員林 亨石原 昭彦山ノ井 昭鳥巣 隆資
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1997 年 35 巻 4 号 p. 514-519

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抄録
個別検診の土台となるべき施設検診の実態を明らかにすべく, 香川県下で昭和58年より施行された施設検診について平成5年にわたって検討した。施設検診受診者は, 年々増加し平成5年度には地域検診受診者の17.2%を占めていた。胃癌地域検診に施設検診を併用しているのは, 43市町の内, 12市町であった。しかし, 地域検診における施設検診の比率は, 市町により差異があり, 7~95%と様々であった。市町別の施設検診実績では要精検率, 精検受診率に大きな差を認めた。また, 胃癌検診受診率は, 施設検診を併用している12市町が平均19.2%と高く, 非併用の31市町が10.8%と低かった。胃癌地域検診は30%検診には達しないものの, 施設検診の併用で受診率の増加がみられた。しかし, 施設検診において, 市町間で要精検率, 精検受診率に大きな差がみられ, 今後の厳密かつ積極的な検診システムの構築と運用が必要と思われた。
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© 日本消化器がん検診学会
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