消化器集団検診
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胃集検における偽陰性進行胃癌の特性と間接撮影の問題点
28年間の胃集検の解析から
渡辺 文利本田 聡窪田 裕幸樋口 良太杉本 健岩崎 央彦景岡 正信花井 洋行金子 栄蔵
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1998 年 36 巻 2 号 p. 98-102

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抄録
1968年~1995年の藤枝市胃集検の受診者97,855人を対象とし, 偽陰性進行癌と間接撮影の問題点につき検討を行った。
胃集検で発見された胃癌は128例あり進行癌は44例 (34%) に認め, 偽陰性進行癌は12例に認めた。
偽陰性進行癌例と初回発見例との比較では, 偽陰性進行癌は部位は小弯側, 肉眼分類は早期癌類似進行癌, 深達度は比較的浅く, 大きさは小さい症例が多い傾向にあった。
偽陰性進行癌の原因として撮影の不備が67%, 読影の不備が33%に認められ, 撮影の不備としては十二指腸との重なりとバリウムの付着不良が多かった。
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© 日本消化器がん検診学会
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