図学研究
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透視投影図をベースとした3次元図形・空間情報操作ユーザーインターフェース開発のための基礎的研究
鈴木 広隆平手 小太郎安岡 正人
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2005 年 39 巻 3 号 p. 3-11

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抄録

コンピューターによる3次元の図形・空間情報デザイン支援を有効に行うためには, 操作と評価のフェーズの一体化, 簡便な3次元情報の操作, 連続的な3次元情報の変更をユーザーインターフェース上で実現することが重要となる.このため, 3次元情報を単位空間とその結合で表現するBinding Box Modelを考案し, これにより透視投影図をベースとして3次元図形・空間情報を操作するユーザーインターフェースのコンセプトの提案を行った.また, そのコンセプトを実装したプロトタイプシステムの開発を行い, 長所, 短所を明らかにした.

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