図学研究
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タブレットPCのための速記入力システム
辻合 秀一
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2006 年 40 巻 Supplement1 号 p. 33-34

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抄録
速記は, 明治時代から始まった会話をリアルタイムで記述する方法である.速記は, 議会や会議などに用いられ, 速記で記述した速記録から漢字や平仮名などを使った議事録が作成される.そして速記は, 音声を符号化したものである.このため, 速記符号から一般の人が読める言葉に直す反訳という作業が必要となる.現状では, 紙に書かれた速記録を人間が判読しコンピュータで清書している.本研究では, タブレットPCを用いて速記の直接入力から反訳, 清書をコンピュータの中で行うシステムを作成する.
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