インスブルック大学土木工学科
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部
2006 年 40 巻 Supplement2 号 p. 11-16
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3D-CADは実社会における設計において広く用いられるようになってきた.これに伴い, 形状設計において図法幾何学は無用になったとする意見も聞かれる.しかし, 本当に図法幾何学は無用になったのであろうか?また, 有用であるとすればどのような点において有用なのであろうか?本報では, いくつかの形状設計課題を, 図法幾何学と3D-CADにより解き, 両者の解法を比較することにより, 3D-CADによる形状生成における図法幾何学の有用性を検証する.
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