図学研究
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中学生における投影・構成行為の形成に及ぼす3次元CADによる設計教育の学年間比較
藤田 眞一加賀江 孝信城 仁士
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2008 年 42 巻 Supplement1 号 p. 135-136

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抄録
本研究は, 中学生1年生, 2年生, 3年生を対象に2次元製図 (従来の手描きによる製図) と3次元CAD (ソリッドモデル) による製図を一体とした設計教育を, 中学校技術・家庭科の技術分野の授業で実施し, 3次元CADを用いた設計教育の効果を投影・構成行為の形成実験的手法により検証し学年間の比較をしたものである.その結果, 2次元製図と3次元CADによる製図を一体とした設計教育が, 投影・構成行為の形成に有効であり, 3次元CADが生徒の学習活動を十分に支援することが明らかになった.
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