図学研究
Online ISSN : 1884-6106
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手描きとCADにおける作業時の思考の差異について
宮腰 直幸
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キーワード: 図形認識, 図の描き方
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2008 年 42 巻 Supplement2 号 p. 105-106

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抄録
CADは設計作業を支援する道具として作成されたが, 一方でCADを使いこなすためには相当の手間が必要である, という声が聞かれる.作業時において, 作業のための思考に影響を与えないことが支援のための道具には必要なことだと思われるが, 現状のCADは使用のための思考が必要となり, 必ずしも支援道具として機能しているとは言い難い.
本研究では, CADと手描き時の図形に対する操作方法の差異を調査し, その特徴からCADの操作が思考に与える影響を明らかにする.
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© 日本図学会
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