日本医療・病院管理学会誌
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研究論文
栄養サポートチーム加算の現状と課題
── 管理栄養士とNSTの業務実態を踏まえた全国多施設の診療報酬請求データ分析 ──
佐藤 礼子國澤 進佐々木 典子猪飼 宏今中 雄一
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2015 年 52 巻 1 号 p. 7-17

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抄録
栄養サポートチーム(NST)加算の算定病院はNST稼働病院の約半数で,算定量が些少な病院も多い。我々は,DPCデータと,NST及び管理栄養士の業務実態に関する質問紙調査を連結させて分析した。200病院を分析した結果,全症例でのNST加算割合は0~33%に分布し,中心静脈栄養又は経管経腸栄養(TPN・EN)症例でのNST加算割合は,2割未満から8割以上までばらついた。全症例でのNST加算割合が高い病院は,TPN・EN症例でも非TPN・EN症例でもNST加算割合が高かった。5病院での事例検討も踏まえると,効率的で積極的な対象症例抽出システムを病院レベルで運用していることが加算の算定を促進し得ると考えられた。また,非算定病院の中に,算定病院に匹敵するNST業務量の病院を認めた。今後は,専従要件の緩和等の制度面の見直し,NST活動の標準化及び多施設で評価可能なアウトカム指標の開発が望まれる。
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© 2015 一般社団法人 日本医療・病院管理学会
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