2019 年 50 巻 p. 1-23
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
日清戦争は近代日本における中国観激変の転換点ともいわれた.日清戦争後に設立された民間団体東亜同文会は,日中関係に多大な影響力を持ち,日本全体の中国観形成に重要な役割を担った.本稿は,同会が発行した雑誌『東亜時論』を対象とし,そこに見られる中国時局観について,特に,「中央政府」と「地方有力者」を分ける視点を軸に検討した.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら