テンソル解析に基づくNavier-Stokes方程式の座標変換手法に関する考察

山田 拓也; 山田 正

doi:10.11520/jshwr.19.0.148.0

第19回（2006年度）水文・水資源学会総会・研究発表会

セッションID: P-64

DOI https://doi.org/10.11520/jshwr.19.0.148.0

会議情報

主催: 水文・水資源学会

技術開発

テンソル解析に基づくNavier-Stokes方程式の座標変換手法に関する考察

*山田拓也, 山田正

著者情報

キーワード: テンソル解析, 座標変換, Navier-Stokes方程式, 重力加速度項

会議録・要旨集フリー

詳細

抄録

本研究ではNavier-Stokes方程式の応力テンソル中の重力加速度項の新しい計算方法を提案する．従来，重力加速度の座標変換では，1 階の反変テンソルの座標変換則に沿った手法が一般的であるが，座標間関係式は旧座標を新座標の関数として定義する場合が多いため，実際の重力加速度項の座標変換では複雑な逆行列を計算する難点がある．本研究では重力ポテンシャルを用い，既存の重力加速度の座標変換方法と本質的に同じ結果を導く，スカラー量の座標変換手法に則した重力加速度項の変換手法を提案する．

責任著者(Corresponding author)

J-STAGEへの登録はこちら（無料）