水文・水資源学会研究発表会要旨集
第21回(2008年度)水文・水資源学会総会・研究発表会
セッションID: P-30
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気候変動・地球水循環
灌漑が気候システムに与える影響に関する全球気候モデルを利用した数値実験
*花崎 直太横畠 徳太江守 正多
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抄録
全球気候モデルMIROCを構成する陸面過程モデルMATSIROに、全球統合水資源モデルH07の灌漑と取水に関するサブモデルを移植した。この結果、耕作期間中の灌漑地の土壌水分を人為的にコントロールする、という数値実験が可能となった。このモデルを用いて全球の大気陸面過程をシミュレートすることで、灌漑が全球の気候システムに与える影響を定量的に評価した。モデルが推定した灌漑用水量は先行研究より過小であったが、妥当な値であった。灌漑の効果により、全球平均気温が0.08K減少し、降水量が1.5%増加するという結果が得られた。
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© 2008 水文・水資源学会
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