水文・水資源学会研究発表会要旨集
水文・水資源学会2019年度研究発表会
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【流域圏保全学】
流域圏における長期的な水・物質動態の予測に向けた再解析データの利用
丸谷 靖幸, *玉川 一郎, 渡部 哲史
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p. 78-

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抄録

流域圏から流出する大量の炭素を含む溶存有機物(DOM)は,河川・沿岸域生態系の重要な微量栄養塩も含んでおり,現在の豊かな流域圏を保全するには,炭素循環を理解することは非常に重要である.また,上述のように気候変動の影響を受け,流域圏における水・炭素動態が,過去から現在にかけてどのように変化しているかを理解することは,将来予測を行う上でも重要となる.しかし,森林が多く存在するような標高の高い場所では,長期の気象データを得ることは困難であり,現在から遡り長くても10〜20年程度であることが多い.このように気象観測データが不足する場合,多くの研究では再解析データが利用されるものの,再解析データは計算値であるため,観測データとの間に差が存在する.そこで本研究では流域圏における水・物質動態推定に供することが可能な準観測データの作成手法について,特に山岳部における気象データに着目し,検討を行った.

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© 2019 水文・水資源学会
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