日本電子株式会社
九州大学情報基盤研究開発センター
2008 年 18 巻 4 号 p. 591-609
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本論文では,実対称正定値行列の固有値がすべて正であることに着目し,固有値の相加・相乗平均の関係を用いて,行列式を1に近づけ固有値を密集させるCG法の新しい前処理を提案する.数値実験では,共有メモリ型の並列計算機において従来の前処理つきCG法と比較性能評価を行い,その有用性を検証する.
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