首都大学東京大学院理工学研究科
2008 年 18 巻 4 号 p. 703-721
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本論文では,埋め込み次数が6,8及び10の楕円曲線における,平方ペアリングの初めての計算機実験で用いたアルゴリズムについて,その計算量を精密に解析し実験結果を保証する理論的結論を得た.平方ペアリングは,Weilペアリングについては1.5倍程度高速であるが,Tateペアリングについては同等程度である.また,実装したプログラムは変更なく他の一般の曲線に適用可能なもので,そのソースコードに解説を加えて公開する.
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