日本応用数理学会論文誌
Online ISSN : 2424-0982
ISSN-L : 0917-2246
離散変分法の非一様格子への拡張(理論)
谷口 隆晴松尾 宇泰杉原 正顯
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2009 年 19 巻 4 号 p. 371-431

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抄録
離散変分法は,解が保存・散逸的性質を持つ偏微分方程式に対し,元の方程式と同様に数値解が保存・散逸的性質を持つように差分スキームを導出するための方法である.離散変分法はこれまで等間隔格子上での利用が主であったが,本論文ではこれを多次元の非一様格子へと拡張する.
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© 2009 一般社団法人 日本応用数理学会
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