外部反復と内部反復でLook-Backの対象が異なるFlexible GMRES(k,m)法の提案

尾上 勇介; 藤野 清次

doi:10.11540/jsiamt.22.4_319

尾上勇介, 藤野清次

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ジャーナルフリー

2012 年 22 巻 4 号 p. 319-340

DOI https://doi.org/10.11540/jsiamt.22.4_319

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抄録

本論文では,前処理つきリスタート型GMRES(k)法の変形版の一つであるFlexible GMRES(k)法の収束性向上を図る.そのために,既発表の分離型マルチリスタート型Look-Back GMRES(k,m)法を援用する.すなわち,外部反復に分離型マルチリスタートLook-Back戦略を適用し,内部反復には創案したマルチ内部反復型Look-Back戦略を適用する.数値実験で提案法の有効性を検証する.

責任著者(Corresponding author)

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