電気通信大学大学院情報理工学研究科
2019 年 29 巻 3 号 p. 250-293
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概要. パプアニューギニアのホタルPteroptyx effulgensは,集団で光の進行波を形成する.本論文では,Hanson らによる精密な同期明滅実験を基に,新規なパルス結合振動子系モデルを提案する.進行波の形成を数値的に解析したところ,進行波形成を特徴付ける簡潔な条件が発見された.この簡潔な条件が,完全同期状態から進行波を形成するための必要十分条件であることを証明する.
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