芝浦工業大学大学院理工学研究科機能制御システム専攻
芝浦工業大学システム理工学部数理科学科
2020 年 30 巻 1 号 p. 71-121
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概要. 連立一次方程式の数値解の精度を保証する手法は多く提案されている.これらの手法ではまず数値解を求め,次に得られた数値解の誤差上限を求める.本論文では,先に誤差上限に対する目標を与え,それを満たす数値解を出力する精度保証理論に基づく手法を提案する.真値に最も近い浮動小数点数,真値以上で最小の浮動小数点数と真値以下で最大の浮動小数点数の一方または両方を得ることを目標とする.
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