日本臨床救急医学会雑誌
Online ISSN : 2187-9001
Print ISSN : 1345-0581
ISSN-L : 1345-0581
臨床経験
超急性期中大脳動脈(M1)塞栓症8例に対する血管内治療の経験
池田 昌樹安田 守孝石丸 剛渡辺 謙介河野 匡彦加納 繁照
著者情報
ジャーナル フリー

2002 年 5 巻 3 号 p. 300-304

詳細
抄録

超急性期中大脳動脈塞栓症に対する再開通に際し,手技の工夫を行った。これらの血管内治療を施行した症例について報告する。対象は1999年3月から2001年10月までに治療を行った8例。症例1~5に対してはウロキナーゼの動脈注入を行った。症例6~8に対しては,出血性梗塞などの合併を考慮しウロキナーゼは使用せず,バルーンカテーテルによりdirect PTA(percutaneous transluminal angioplasty)を施行した。その結果,PTAの安全性と有効性を経験した。今回,direct PTAにて血管造影所見・症状が改善した症例を経験し,合併症予防などの点から今後はdirect PTAが望ましいと思われた。

著者関連情報
© 2002 日本臨床救急医学会
前の記事 次の記事
feedback
Top