日本集中治療医学会雑誌
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β遮断薬の歴史と今後:アドレナリンの発見から超短時間作用型まで
神山 治郎齋藤 繁
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2013 年 20 巻 2 号 p. 227-234

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抄録
β遮断薬の歴史は,アドレナリンの発見や交感神経活動の解明まで遡ることができる。1940年にアドレナリンの誘導体からβ刺激薬イソプロテレノールが合成され,1962年にβ遮断薬プロプラノロールが登場する。そして,β受容体タンパクやサブタイプが明らかとなり,サブタイプ特異的な薬剤の開発が推進された。現在,短時間あるいは超短時間作用性のβ遮断薬が,発作性頻拍や虚血性の心不全など不安定な心機能の管理に広く臨床使用されるようになっている。
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© 2013 日本集中治療医学会
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