情報通信学会誌
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論説
市民活動をサポートするオープンデータ活用
国内外の実践と研究に関するレビュー
井上 絵理谷口 尚子
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2019 年 37 巻 4 号 p. 91-97

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抄録
オープンデータは「Society5.0」時代を迎え「課題解決型のオープンデータ」としての利用が提唱されている。そこで本論説はオープンデータ利用者として重要なステークホルダである市民に着目し、現在までの国内外の論文をレビューすることにより、オープンデータが課題解決として資する役割や市民活動を支援するための機能を明らかにした。まず、テキストマイニングツールで、研究の対象となっている語の時系列の変遷や、語の共起関係からオープンデータ利用における市民の位置づけを示した。さらに、市民がオープンデータを利用している国内外の文献から、オープンデータの整備だけでなく、オープンデータの利用支援や地域の課題の掘り起こしから実装までの支援の設計が成果に影響することを指摘し、市民の提案を実装する協働促進の仕組み作り、NPO 等との協働や市民の利用を喚起するインセンティブの設計の必要性を提案した。
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© 2019 情報通信学会
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