情報通信学会誌
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論説
ツイッターを用いた効果的なアウトリーチ活動
野口聡一宇宙飛行士を例として
井上 能行
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2022 年 39 巻 4 号 p. 111-118

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抄録

 近年、科学技術の研究者らが直接、国民に成果を伝えるアウトリーチと呼ばれる活動が注目されている。従来の広報が一方的に伝えるものだったのに対し、双方向性も求められている。広く利用されているツイッターはオープン、マスメディア機能、双方向性という特徴があり、アウトリーチに向いている。しかも、個人でもできる。本研究は、多くのフォロワーを持つ宇宙飛行士のツイッターを例に、効果的なアウトリーチを実現するための条件を示すことが目的である。情報が広く伝わるためには、リツイートが繰り返されることが必要である。そこで、宇宙飛行士のツイッターでは、どのようなツイートがよくリツイートされたかを調べた。広告研究などの成果が適用できるのかを検証し、さらに新たな要素を加えた。非常に多くのリツイートがなされた場合、フォロワー数が増えるという現象も確認した。

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