新潟大学自然科学系(農学部)
藤村クレスト株式会社
株式会社水倉組
2022 年 90 巻 1 号 p. II_19-II_28
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近年,腐食した鋼矢板護岸の長期耐久性と補修品質の向上が技術的課題として議論されている.筆者らは,パネル被覆工法の一つである鋼矢板‐コンクリート複合材を開発し,既存施設に適用している.本報ではパネル被覆工法を対象に現地踏査を試み,変状実態とその防止対策を考察した結果を報告する.検討の結果,補修施設では地下水の滲み出しとパネル材表層のひび割れが確認された.補修箇所の変状発生を抑制するためには,実環境を考慮した地下水処理対策とひび割れ抑制を考慮した施工対策が必要であることが明らかになった.
農業土木研究. 別冊
農業土木学会論文集
Rural and Environment Engineering
Journal of Irrigation Engineering and Rural Planning
農業土木学会誌
農業土木研究
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