農業土木学会論文集
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水収支法と補完関係式による流域蒸発散量の比較
実蒸発散量推定に関する研究 (II)
大槻 恭一三野 徹丸山 利輔
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キーワード: 蒸発・蒸発散, 水収支, 流域
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1984 年 1984 巻 112 号 p. 17-23,a1

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抄録

前報では, 微気象観測結果から, 実蒸発散景とPenman式による蒸発散位算定値の間には補完関係が成立することを実証した。 本論では, この関係を流域規模の推定に適用し得るか否かを検討した。 すなわち, 信頼し得る精度で水収支観測が行われている試験流域の流域蒸発散量を補完関係式および水収支法によって算定し, 両考を季別・年別に比較することによって補完関係式の妥当性について検討した。

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