山形大学農学部
2002 年 2002 巻 218 号 p. 265-273
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土壌統が同じ乾田と湿田からのメタンの発生量を求めるために, 各水田の用水路側と排水路側の2カ所でそれぞれメタンの発生量を求めた.その結果, 次のことがわかった.(1) 湿田からのメタン発生量は乾田のそれの約25倍であった.(2) 乾田では, 用水路側でのメタンの発生量は, 排水路側でのそれの約2.2倍であった.(3) 湿田では, 用水路側と排水路側でのメタン発生量の比は約10でほぼ等しかった.以上のことから、水田の排水性の良否がメタン発生量の多少に、直・接影響していることが明らかになった。
農業土木研究. 別冊
Rural and Environment Engineering
Journal of Irrigation Engineering and Rural Planning
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農業土木研究
農業農村工学会論文集
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