情報知識学会誌
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事例報告
生物遺伝資源総合データベース構築におけるXML技術適用について
山川 武廣山崎 由紀子
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キーワード: XML, 生物遺伝資源
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2006 年 16 巻 1 号 p. 1_52-1_59

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抄録
国立遺伝学研究所・生物遺伝資源情報総合センターでは, 国内における様々な生物の遺伝資源情報に関してデータベース化を行っており, これまでに動物から植物, 微生物に至るおよそ20生物種のデータベースを構築している. 最近はこうした生物種毎のデータベースを利用するだけではなく, これらの情報を種横断的に利用したいという要望が寄せられるようになった. そこで昨年より生物遺伝資源総合データベース (バイオリソースワールド) の開発を開始し, 現在試験運用を行っている. 本稿では, 「多様性」という特徴をもつバイオ分野の情報を統合的に扱う上で, XML技術をどのように適用したのか, そしてその適用効果について解説する.
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© 2006 情報知識学会
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