情報知識学会誌
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特集 創立20周年記念 第13回情報知識学フォーラム「情報知識の形式と表現」
マーク付け言語関連規定のこれまでの議論と今後の展望
小町 祐史
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2008 年 18 巻 4 号 p. 323-333

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抄録

ISO がSGML を制定することにより,マーク付け言語が国際的な舞台に登場した.HTML の構文としてSGMLが採用されてからSGML はインターネット上での圧倒的な利用者を獲得して,それはXML の開発に繋がった.XML の公表と共にXML 関連規定が充実し,マーク付け言語の第二世代が始まる.ここにDTD に代わるスキーマ言語の開発競争が激化し,この分野での日本のリーダシップが表面化すると共に,DSDL の国際標準化が進んだ.これらの議論を紹介し,今後の展望に言及する.

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