情報知識学会誌
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特集 第19回情報知識学会フォーラム「教育データ : 創造される知識とその利活用」
教育成果の測定のあり方をどのように考えるか: 『大学生基礎力調査』のデータ実例で見る教育改善の方法
山下 仁司
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2014 年 24 巻 4 号 p. 404-413

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抄録
 大学教育の質的転換が進み、教育の方法だけでなくその評価についても、従来のGPA等の成績評価のみならずルーブリックや標準化された汎用的能力を測定するテストなど、様々な評価のあり方について検討がなされている。本稿では、まず大学教育の改善に資する評価測定の構成概念や時間軸に沿った必要な情報を考察するとともに、ベネッセのテスト・アセスメントである「大学生基礎力調査シリーズ」の実際のデータを利用して教育の改善にどのようにデータを活かすかを検討する。
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© 2014 情報知識学会
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