情報知識学会誌
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特集 第22回情報知識学フォーラム
研究データ管理(RDM)トレーニングツールの構築と展開
常川 真央天野 絵里子大園 隼彦西薗 由依前田 翔太松本 侑子南山 泰之三角 太郎青木 学聡尾城 孝一山地 一禎
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2017 年 27 巻 4 号 p. 362-365

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抄録

 研究データ管理は,研究プロセスの透明性を高め不正を防止する目的とともに,オープンサイエンスにおける研究データ共有を支える重要なプロセスである.しかし,研究データ管理のスキルを持つ人材はまだまだ少ないのが実状である.そこでオープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)は,研究データタスクフォースを組織し,研究データ管理(RDM)のスキルを習得するためのトレーニングツールを開発し,2017年6月6日にWeb上で公開した.さらに,国立情報学研究所に協力し,オンライン講座「オープンサイエンス時代の研究データ管理」を11月15日に開講する予定である.本発表では,こうしたRDMの習得を支援する一連の活動について紹介したうえで,今後の研究データ管理業務を担当する人材育成について論じる.

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