情報知識学会誌
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新学習指導要領下におけるデータリテラシー変容分析 -小規模文系大学における正答率比較から -
保田 洋
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2026 年 36 巻 2 号 p. 336-341

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抄録

 本研究では,高校での情報科目必修化が初年次大学生のデータサイエンス素養に与えた影響を明らかにするため,人文社会科学系学部のみで構成される地方小規模大学 1校において,2023年度から2025年度までの 3年間にわたる正答率推移を分析した.分析の結果,「質的・量的データの分類」に関する正答率は,劇的に向上しており,新学習指導要領による知識定着の効果が顕著に示された.一方で,「データの組み合わせ」に関する正答率は低迷しており,単一の知識習得と複数の情報を統合・活用する能力の間には依然として大きな乖離が存在した.本報告では,これら「スキルギャップ」の特定に基づき,小規模文系大学における今後のデータサイエンス教育設計のあり方について考察する.

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