抄録
学校現場では、教員の人員不足やメンタルヘルスの問題など、課題が山積している。また、学校における働き方改革をはじめとする教員の勤務環境が改善されていないなど、教職の魅力低下が危惧されている。さらに、沖縄県の教職員の病気休職者は年々増加傾向にあり、教職員の働き方改革に加え大きな社会問題となっている。そこで、沖縄県公立学校における働き方改革推進計画では、働き方改革の目的実現のために「3 軸・6 視点」の実感の向上を目標に掲げ、教職員が「働きやすさ」「働きがい」「心身の健康」を十分に実感できる環境整備を推進している。その実現に向けて、学校の要である教頭がイノベーションを起こすことで、教職員・生徒のウェルビーイングが高まるであろうと考える。ウェルビーイングな職場は「創造性も生産性も高く、離職者が少ない」というエビデンスがある。よって、ウェルビーイングを確保することで、教職員自らの人間性や創造性が高まり、生徒に対してより良い教育を行うことができるであろうと考え、本主題を設定した。