学校改善研究紀要
Online ISSN : 2436-5009
「学校における働き方改革」進行下に生きる教師のアイデンティティ
露口 幸将
著者情報
ジャーナル オープンアクセス

2026 年 8 巻 p. 32-46

詳細
抄録
本研究は、「働き方改革」進行下に生きる教師のライフストーリーに着目し、かれらが「教師」という存在についてどのように語り、定義するのかについて明らかにするものである。教師へのインタビューの結果、かれらが複数の、一見矛盾する ような教職アイデンティティを語ることが明らかとなった。具体的にかれらは自身について、「様々な“指導”を担う存在」「学校教育関係者と連携・協働する存在」「勤務時間を守って働く労働者」であると語った。以上の知見を踏まえ、これまでの教師の意識やアイデンティティに着目した研究の限界性や「働き方改革」の再考の必要性について論じた。
著者関連情報
© 2026 日本学校改善学会
前の記事 次の記事
feedback
Top