抄録
本研究の目的は教職員の協働性、心理的安全性が低い職場において、「対話」の場を設定することで、教職員の心理的安全性と働きがいが高まり、協働が促進されるといった変容がもたらされることを示すことである。こうした変化を通じて、学校教育目標を具現化する手がかりが得られことを提示する。教職員集団の特徴と教職員が何にストレスを感じているかを明らかにするために、事前と事後に質問紙調査を行った。インタビュー調査は、教職員集団の変容を明らかにするために、事前調査と「対話」後と事後調査を行った。学校教育目標の共通理解と「対話」の場を通して教職員の変容を調査した。「対話」をすることで明らかになったことはお互いの意見や立場を理解して話し合うことで、安心感を生み出し、自発的な協働が生まれることがあった。そして、学校教育目標に向けて協働し課題を乗り越えることで働きがいを感じることができていることを示した。