慶應義塾大学
2008 年 2008 巻 601 号 p. 601_33-601_52
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保険金等の支払い問題は,件数の多寡や性質の相違等はあるものの,損害保険業,生命保険業を問わず,また,保険会社や共済など団体を問わずして発生した構造的問題であることが指摘される。本稿は不払い等の問題が特に顕著であった医療保険に焦点を当て,その商品開発および販売体制における問題点を検討する。そのうえで,契約者保護に必要な視点として,消費者の意識改革の重要性を論じる。
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